ココトットット?トットット!
ウィトゲンシュタイン式博多弁4コマ漫画
内田かずひろ著
装幀:北尾崇(HON DESIGN)
2026年10月15日発行
定価:1300円+税
本文112ページ
A5変形 並製
ISBN978-4-911641-03-3
博多で暮らす、かわいらしか兄弟の日常とちょびっと懐かしか風景
博多の空気に包まれる新感覚の博多弁マンガ
★人気のウェブ連載、待望の書籍化
★幻の名作「博多っ子兄弟のゲナゲナ四齣典」を特別収録
★博多の名物・名産をイラストとともに紹介する「博多ゲナゲナ事典」の付録つき
哲学者ウィトゲンシュタインの「語の意味とは言語におけるその使用である」という洞察をヒントに、ことばを使う中でそのことばの意味が立ち現れてくる様子を、作者の故郷・博多(福岡市)のことばを通して表現した4コマ作品。博多弁話者でなくても、ことばの意味や面白さが自然と伝わってくる。
◎推薦のことば◎
同じ「コトバ」でもそれが方言だと一気に血が通う。背景やら気温やら湿度まで一斉に立ち上がる。それが九州弁だとなおのこと。ノスタルジーと未来が四コマに詰まっとる。こりゃあんた、夜中の焼酎にピッタシバイ。今夜も酔うたー。
―光石研さん(俳優)
弟いないのに。博多弁話せないのに。全編が私自身の思い出みたいだ。ロダンにシロ、内田かずひろ作品のお馴染みさんとも再会できて嬉しい一冊!
―大九明子さん(映画監督)
福岡に引っ越してきた12歳の頃、最初は全く分からなかった方言が気付けば私の言葉になっていました。博多弁が自分の体に馴染んでいったあの感覚を思い出しました。
―戸北美月さん(ウェザーニュースキャスター)
(目次)
見返し なかなかなか/このおけおけんけん
巻頭カラー アジサイ/やおいかん/なんしようと?/サンタこん?/ラーメンたべきる?
読まんでもよか、なまえがき
春
してから/からう/しゃれとんしゃあ/リバテープ/はよ/おぜんずわり/おきんか/かたす/ばかちん/ほったらかす/こすい/うらんしい/なんかかる/するっちゃもん
出張先にて① 押しピン
夏
しろしい/ちゃんぽん/しきる/すーすーすー/しかぶる/ごたる/はらかく/しけとう/みてみてん/ちがうっちゃん/うじゃんしい/あせくりまわす/おおごと/ボクんがた/のうなる/つむ/こて/せな/つぇ!つぉ!/こことっとっと?
出張先にて② なおす
秋
よかろうもん/しゃーしい/ちかっぱ/たべりー/がられる/どげんしたと?/すごか/ぴしゃーっと/すかん/てれーっと/くさ/しちゃる/
出張先にて③ さんのーがーはい!
冬
こそばい/はわく/いっちゃん/つまらん/ばり/おる/きびる/こられん/さっちが/マネせんで/たう/ちょびっと/きやすい/うろん/あのですね/せからしか
出張先にて④ こまめる
博多っ子兄弟のゲナゲナ四齣典
博多ゲナゲナ事典
(著者プロフィール)
内田かずひろ (ウチダ カズヒロ) (著)
1964年、福岡県生まれ。絵本作家を目指し上京。1989年「クレヨンハウス絵本大賞」入選。翌年『シロと歩けば』(竹書房)でマンガ家デビュー。代表作に「朝日新聞」連載の『ロダンのココロ』(朝日新聞社)。挿絵に『子どものための哲学対話』(著・永井均/講談社)、『みんなふつうで、みんなへん。』、絵本に『シロのきもち』(ともに文・枡野浩一/あかね書房)など。フジTV「ポンキッキーズ」でアニメにもなった『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』ではトンカラトンや、さっちゃんのキャラクターデザインも。近著に四コマ&エッセイ『ロダンのココロ国語辞典』(大和書房)。
◎企画 内田かずひろ+柴村登治(傍流堂)