ブリーディング・エッジ
IT革命の最前線を駆け抜けた60年 ジョブズら時代を作った巨人たちとともに
ビル・ラデュシェル著
本田敬吉、本田茂訳
装幀:北尾崇(HON DESIGN)
2026年4月30日発行
定価:2500円+税
本文288ページ
四六判並製
ISBN978-4-911641-02-6
PCからネット、そしてAI前提の時代へ。
サン・マイクロシステムズから始まった
デジタル革命の40年を牽引した男が語る、
不確実な社会で決断し続ける
リーダーのための「技術と人間」の物語。
――村井純氏(慶應義塾大学名誉教授)推薦!
ITの大きな転換点を、最前線で静かに見つめ続けてきた人物がいる。
スティーブ・ジョブズ、スコット・マクニーリー、スティーブ・ケース――時代を動かした巨人たちの傍らで半世紀以上にわたり第一線に立ち続けたビル・ラデュシェルの回想録。
サン・マイクロシステムズの成長、AOL-タイム・ワーナー合併の舞台裏、NeXTやApple買収をめぐる攻防……。
インターネット以前からAI前提の時代まで、技術とメディアが世界をどう変えてきたのかを描き出す、IT革命の「最先端(ブリーディング・エッジ)」。
組織、リーダーシップ、意思決定の構造をめぐる洞察は、IT史の証言であると同時に、現代経営への実践的示唆に満ちている。
(目次)
はじめに 巨人たちと歩む
序章 ブリーディング・エッジ
第1章 私の形成期 1946-1966
第2章 ハーバード大学 1966-1977
第3章 国防分析研究所 1977-1978
第4章 データ・リソーシズ社 1978-1983
第5章 マグロウヒル 1983-1985
第6章 ゼロックス 1985-1988
第7章 サン・マイクロシステムズ 1988-1999
第8章 POTSとインターネット
第9章 AOL/AOLタイム・ワーナー 1999-2004
インターレグナム(移行期間)
合併
ポケットに音楽
常に変わるコンテンツ
長い別れ
第10章 ラッカス・ネットワーク
第11章 アドバイザー:ナスパーズ、オペラ、DMGT 1999-2021
ナスパーズ
オペラ 2006-2007
デイリーメール&ゼネラルトラスト 2010-2021
結論
付録1 春の苦悩~ハーバード入試の真実
付録2 設計し、分散せよ~サン・マイクロシステムズの経営理念
付録3 サン・マイクロシステムズにおける情報時代の変革管理
付録4 大人として成功するために~若い頃に知っておきたかったこと
謝辞
訳者あとがき
著者について
(著者・訳者プロフィール)
ビル・ラデュシェル (Bill Raduchel) (著)
技術者・経営者。サン・マイクロシステムズ、AOLタイム・ワーナー、ゼロックス、マグロウヒル、救世軍などで要職を歴任し、戦略アドバイザーとしても活動。システム、ソフトウェア、ネットワーク分野で半世紀以上にわたり第一線に立ち、メディア、教育、企業ガバナンスにおける技術革新を牽引。サンでは「CIO of the Year」、AOLでは「CTO of the Year」を受賞し、特許は50件超。ハーバード大学にて計量経済学の博士号を取得し、ジョン・ケネス・ガルブレイスとともに教鞭を執った。著書に『The New Technology State』がある。
本田 啓吉 (ホンダ ケイキチ) (訳)
1936年神戸市生まれ。59年東京大学法学部卒業。同年東京銀行入行後、ニューヨーク、シンガポール、シカゴ、テヘランなどに勤務し、取締役調査部長、常任参与を歴任。1996年~2003年日本サン・マイクロシステムズ代表取締役会長、2003年~06年日本NCR代表取締役会長。2006年日本EFI(現Fiery Japan)代表取締役、2024年より同社名誉会長。2003年、AIP(旧・高度IT人材アカデミー)理事長就任(現任)。主な著書に『国際経営と異文化コミュニケーション』(共編、東洋経済新報社、1991年)、『これならわかる為替』(有斐閣、1998年)、『国際金融のしくみ(第4版)』(共著、有斐閣、2012年)、『国際派バンカー井上實の回想』(共著、明石書店、2015年)など。
本田 茂 (ホンダ シゲル) (訳)
1972年生まれ。1995年文教大学国際学部卒業。同年株式会社トーク入社。1998年より渡米、MASA Inc.、GTE/Genuity Inc.、Global Protocol Inc.、Riverbed Inc. などIT関連企業に勤務。2003年University of PhoenixにてMaster of Computer Science in Information Technology Science取得。現在、ワシントンD.C.にてITコンサルタントとして活動している。