傍流堂について

傍流(ぼうりゅう)とは、本流から分かれた流れのことであり、主流からはずれた系統や流派を表すことばです。「傍流堂」は、主流を歩いていると見落とされがちな事柄にこそ大切なものがある、との思いを込めて名付けられました。必ずしも主流を否定するものではなく、ある思想や考え方、ものの見方がゆくゆくは主流に育っていくかもしれないとしても、小社の本づくりは傍流、すなわち小さな声や少数派の発することば、非正統/異端と目されている考え・学説などに耳を傾けるところから始めていきたいと考えています。